日本の伝統技術「和彫り」は、鏨(たがね)を槌(つち)で叩き、手前に引き彫っていく彫金技法をさします。古くから金属工芸作品に用いられ、時代の影響を受けながら受け継がれてきました。しかし、時代の変化による需要の減少等で、日本の和彫り技術は継承するのが非常に難しい時代になり、現代ではその技術を持つ職人は限られています。俄には、日本に十数名しかいない和彫り技術を受け継ぐ彫金職人が在籍し、その卓越した彫金技術を、結婚指輪・婚約指輪の製作に活かしています。