けりぼり
先が扁平になった鏨をタテに使い、軽く浮かせ、角を活かした蹴るように打ち込んでいく線刻法で、その刻線は楔(くさび)の形をした三角形の点の連続によってできています。古くは平安時代によく用いられた技法と言われます。
蹴彫りの作品