獅子に牡丹 打出し彫り 打ち掛け錠

打出し彫りの作品

ししにぼたん うちだしぼり うちかけじょう

獅子に牡丹 打出し彫り 打ち掛け錠

作:株式会社 俄 製作課

打出彫りは、金属を裏から打ち、立体的に模様を浮き出す技法です。ですので作品は、裏返すと打出した分が空洞になっています。
この作品は、獅子と牡丹を施した“打ち掛け錠”つまり“鍵”です。牡丹の花に獅子をひかっけることで、鍵を掛けられるというわけです。獅子と牡丹を、打出して膨らみを持たせることで、生命が宿ってるかのように、生き生きした表情を生み出します。かつ、扉に取り付ける金具として、利便性も兼ね備えるため、金属の塊でなく、後ろは空洞にして、使いやすいようにしています。

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